はじめに

人体を構成する組織や細胞の機能が破綻すると各種疾患の発症に至ることは広く知られています。一方で真核生物の細胞内に目を向けると、膜で区切られた特殊な機能をもつ構造体である細胞内小器官(オルガネラ)が存在しています。各オルガネラは環境変化を感知して膜内部の機能を変化させるとともに、他のオルガネラと協調的に働くことで細胞の機能パフォーマンスを最大限に発揮しています。近年、イメージング技術の目覚ましい進歩によってオルガネラを精緻に観察することが可能になった結果、オルガネラの中には異なる役割を担う領域が存在し、その局所的な構造・機能破綻が重篤な疾患を引き起こすことが分かってきました。我々はオルガネラの微細な機能破綻から生じるオルガネラ単体あるいはオルガネラ間連携障害を起源として発症する疾患を「オルガネラ疾患」と定義して、疾患発症の新規概念として提案します。

INFORMATION

当拠点コアメンバーの小林勇喜助教、連携メンバーの斎藤祐見子教授らのグループが研究成果をプレスリリースしました

(R2.12.17)当拠点コアメンバーの佐藤明子准教授のグループが研究成果2件のプレスリリースを行いました

オルガネラ疾患研究拠点のウェブサイトを開設しました

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